藤田真哉研究室
藤田 真哉
名古屋大学大学院経済学研究科
研究室の紹介
この研究室では,政治経済学や制度経済学の研究手法を用いて,次の課題に取り組んでいます。
1. 各国固有の社会制度(特に労使関係制度)が構造変化と経済成長に与える効果を分析しています。
2. 所得分配に影響を与える制度的・政策的諸要因を理論的・実証的に分析しています。
3. アンケート調査により,企業の研究開発活動やイノベーションを規定する要因を分析しています。
プロフィール
藤田 真哉(本名:川那邉 真哉)
専門:ポスト・ケインズ派経済学やレギュラシオン理論,比較政治学等の分析方法を用いた経済成長・所得分配・構造変化のメカニズムの分析
現職:名古屋大学大学院経済学研究科・教授
出身:石川県生まれ,秋田県・茨城県育ち,滋賀県在住
履歴
1995年9月 大学入学資格検定合格
2001年3月 金沢大学経済学部卒業
2003年3月 名古屋大学大学院経済学研究科 博士前期課程修了
2006年3月 京都大学大学院経済学研究科 博士後期課程修了
2006年12月 名古屋大学大学院経済学研究科 専任講師として着任
2011年4月 名古屋大学大学院経済学研究科 准教授
2024年10月 名古屋大学大学院経済学研究科 教授(現在に至る)
書籍・論文
書籍
藤田真哉・北川亘太・宇仁宏幸(著)(2023)『現代制度経済学講義』ナカニシヤ出版
宇仁宏幸・厳成男・藤田真哉(編)(2020)『制度でわかる世界の経済:制度的調整の政治経済学』ナカニシヤ出版
論文
Fujita, S (2023) “Income inequality in terms of a Gini coefficient: A Kaleckian perspective,” Cambridge Journal of Economics, Vol.47, Issue.6, pp.1087-1106.
Fujita, S. (2019) “Mark-up pricing, sectoral dynamics, and the traverse process in a two-sector Kaleckian economy,” Cambridge Journal of Economics, Vol.43, Issue.2 , pp.465-479.
Fujita, S. (2019) “Who should bear the pain of price competition? A Kaleckian approach,” Review of Keynesian Economics, Vol.7, No.3, pp.321-340.
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お問い合わせ
〠464-8601 名古屋市千種区不老町 名古屋大学経済学部棟2階 藤田研究室